夏のおはぎ「夜舟」に続いて、冬のおはぎ「北窓」の開発プロジェクトが始動しました。
開発するのはこちらのメンバー!
農菓プロジェクトの20代、30代の若手メンバー8名です☆
【和菓子職人】左から
小山芳月堂 5代目 小山祥太(加賀市大聖寺)
河田ふたば 4代目 宮向智哉(小松市)
御菓子司 たにぐち 3代目 谷口航平(宝達志水町)
御菓子司 つば屋 3代目 中田敬祐(金沢市)
【農家】左から
「志宝いちご」トレジャーふぁーむ 由田皓暉(宝達志水町)
「五郎島金時」かわに 河二利勝(金沢市)
「いちじく」YAMADA FARM 山田大志(かほく市)
「金沢ゆず」きよし農園 多田礼奈(金沢市)
多田さんは撮影会に残念ながら来れなかったので、懐かしいクラス写真のようなことになりました笑
そして、4組のペアにより出来上がった「北窓」は…こちら!
どれもきれいですね~♡ すべてに農家メンバーが手塩にかけて育てた農産物が入り、
若い菓子職人の創造性を感じることができる、モダン和菓子です!
「北窓」の呼び名の由来は、
『冬の北向きの窓からは月が見えない。もち米を半殺しにして仕上げるおはぎは、餅をつかない。餅のつきが見えない、月が見えない』…という言葉遊びです。「夜舟」も洒落てますが、「北窓」も素敵ですね!しかし、今回農菓PJの「北窓」ではロゴにあえて月を入れました。
その理由は…
長い歴史を持つ菓子処石川の和菓子、その土地の恵みを育み続けている農業。
このふたつが年々数を減らしている現状を私達、農菓プロジェクトでは
「真剣に遊びながら」盛り上げ、楽しく未来へ繋げていきたいと考えています。
どちらが欠けても地域の食文化は成り立ちません。
だから!
農菓PJの「北窓」は、たとえ窓から月が見えなくても、見えない月を輝かせる、
そんな逸品を目指したいという意志を込めました。
「北窓」という新しい挑戦に一歩踏み出して、窓の外にある新しい景色を見に行くぞ!という意気込みも感じていただけたら嬉しいです。
空気が澄んだ冬の夜は月が美しく光ります。
私たちの作る『北窓』が未来への道を照らす光となりますように願いを込めて、
作りました。皆様の応援よろしくお願いいたします!